支笏湖の遊覧船で水中散歩、時間は?期間やアクセス情報もご紹介!
札幌から車で1時間ほどの場所にある支笏湖は、豊かな自然に囲まれています。
この支笏湖では遊覧船に乗って水中クルーズをすることが、とても人気なのです!
ここでは、支笏湖と支笏湖水中遊覧船について、湖の中のことや営業期間や時間、料金やアクセス情報などについて、ご紹介します。
まるで動く水族館のような水中遊覧船を体験してみませんか?
支笏湖とは
「巨大な水がめ」「日本最北の不凍湖」などの名で呼ばれる支笏湖。
支笏火山が噴火し、火口の陥没地に水がたまることで造られたカルデラ湖です。
火口に水がたまる湖って、そんなに大きくないイメージですよね?
そんなことはないのですよ!国内では8番目の大きさ、とても大きな湖なのです。
支笏洞爺国立公園に属し、湖面は標高248m、周囲40km、最大水深360m。
秋田県の田沢湖についで国内2番目の深度を誇っています。
この深さが、冬でも凍らないヒミツなのです。
豊かな自然に囲まれている支笏湖は、遊覧船やフィッシング・ダイビング・登山・キャンプ・温泉と訪れる人を楽しませてくれます。
支笏湖観光船の歴史はとても古い
支笏湖観光船の歴史は昭和36年と古く、かつては湖上をゆっくりと回る遊覧船だったので、湖面上から見る緑と湖水の美しさを知るのみでした。
時が経つにつれさまざまな船が登場しました。
・水中遊覧船
湖面上と水中の景色を楽しむ水中遊覧船
・高速艇
時速80㎞で水しぶきを上げながら駆け抜ける高速艇、爽快感がすばらしい
・ペダルボート
かわいらしい「スワンボート」「アヒルボート」と、自転車に乗っているような「あめんぼう」があり、好きな場所へ自分のペースで行ける
その船ならではの楽しみ方があり、支笏湖を思う存分味わえるようになっています。
カルデラ湖特有の柱状節理が見られる水中遊覧船
水中遊覧船は、船底に取り付けた窓により、水上だけでなく湖の中の美しい景色を眺められ、支笏湖を余すことなく堪能できます。
ではここで、支笏湖クルーズ出発です!!
水中遊覧船は2隻あり、デッキ後方が2階建てになっているエメラルド号と、船の先頭に立つことができる潜水艦のような形のサファイヤ号があります。
どちらも船内に入ると、窓から見える湖のコバルトブルーが目に飛び込んできます。
船底に取り付けた窓の位置は水深2m、大きさは約70cm四方。
約16もの窓が湖底を余すことなく見せてくれます。
あ!魚が泳いでいますよ。
水中にはウグイという魚の群れがいて、水は透き通っていてきれいです。
まるで水族館のようですね。
運が良ければチップ(ヒメマス)に出会えるかも。
湖水の色は、はじめは透明ですが、沖へ行き深さが増すごとにどんどん青くなり、水深がかなり深くなったら真っ青です。
出航してから10分ほどで、浅瀬に到着。
ここは支笏湖の一番の見どころポイントで、カルデラ湖特有の「柱状節理」と呼ばれる、切り立った崖のような光景が水中に広がる場所。
これは、マグマが急激に冷やされ収縮した際にできた割れ目のような地形です。
自然の物というよりも人工的な物に見えて、まるで海に沈んだ古代遺跡のようで不思議だな~と、私は感じました。
普段は見ることのできない自然の造形美、カルデラ湖ならではの世界ですね。
柱状節理の世界を思う存分味わったら、ここで船は折り返し。
帰りは、船の中を上がったり下がったり、水中・水上、好きな風景を楽しみながら桟橋へと向かいます。
【旅客定員】50名まで収容可能
【所要時間】30分
【料金】大人1.620円
小学生810円
水中遊覧船からの動画です。支笏ブルーを感じて下さい。
営業期間は4月中旬~11月上旬、営業時間は8:40~17:10
営業期間は4月中旬~11月上旬。
営業時間は、始発8:40~終発17:10(30分毎の出航)。
北海道は日暮れが早いので、終発の時間は季節によって変わります。
アクセス情報
・車利用
駐車場(有料)
新千歳空港から約40分
札幌市内より約1時間
・バス利用
新千歳空港から直通バスに乗り、支笏湖畔ターミナルまで約50分
支笏湖畔バスターミナル(湖畔駐車場)から桟橋まで約5分
まとめ
- 支笏湖とは、日本で8番目に大きなカルデラ湖
- 支笏湖観光船の歴史はとても古い
- 水中遊覧船では、多数の魚やカルデラ湖特有の柱状節理という地形が見られる
- 営業期間は4月中旬~11月上旬、営業時間は8:40~17:10
- 支笏湖ビジターセンターでは、支笏湖の自然について学べる
湖畔には温泉もあり、宿泊をかねて支笏湖へ訪れるのも良いですね。
水中遊覧船に乗って大自然を体験しに、ぜひ支笏湖へお出かけしてみましょう!
Copyright© 旅へのチケット , 2018 All Rights Reserved.