沖縄の海開きはまだ寒い3月・4月!でも一年中泳げるってホント!?
「海開き」というと、夏休みなど「真夏」に行われるものですが、沖縄の海開きはなんと3月や4月などの「春」が一般的。
まだ寒い時期と思われるかもしれませんが、その時期に海開きを開催する明確な理由があるんです。
そもそも沖縄の海は、海開きをしようがしまいが1年中泳げるので、その「海開き」自体も何のために行われるか?
その謎に迫ります。
沖縄の夏シーズンは4月から10月だった!?
一般的に「夏」というと6月から8月ぐらいまでのことを指しますが、沖縄では明確に「4月から10月」と決まっています。
これは沖縄での衣替えの時期でもありますが、多くの海に関係するツアーがその時期に開催するからなんです。
そもそも4月でも沖縄は25度超の「夏日」になることも多く、気候としても既に夏モード。
海開きが3月や4月に行われるのは、4月から始まる夏シーズンに備えてというわけだったのです。
沖縄の梅雨入りは5月!?
さすがの沖縄でも3月は寒いこともありますが、だったら4月・5月に海開きをすれば良いのでは?と思うかもしれませんよね。
でも5月の沖縄はすでに梅雨入り。海開きどころではない荒れた天気になることも多いんです。
なので沖縄の海開きはほとんどが3月と4月。
梅雨入りまでに行われます。
これが沖縄の海開きが3月と4月である明確な理由だったのです。
ちなみにここだけの話、ゴールデンウィークは、実は梅雨入り時期。
でも旅行会社は沖縄旅行に来て欲しいので、梅雨入り前と言い張りますが(笑)。
沖縄の海は1年中泳げる!それでは海開きの意味は?
沖縄の海は基本的に1年365日泳げます。
中には入場料を徴するような「管理されたビーチ」だと、オフシーズンに入れないこともありますが、一般的なビーチなら1年中泳げます。
それでは海開きは何のために行われるのでしょうか?
沖縄での海開きの理由は、それまで無人状態だったビーチに「監視員」を配置するという意味合いが強いんです。
つまり沖縄の海開きは「安心して泳げる海開き」という意味だったのです。
沖縄の海開きは「お祭り」!イベント感覚で楽しむもの
海開きがあろうと無かろうと、1年中泳げる沖縄の海。
沖縄の海開きは、泳げる泳げないの区切りではなく、単なるお祭り感覚の「イベント」だったんです。
伝統芸能の演舞から、沖縄の芸人によるショー、そして締めに必ず行われるのが「海の中で宝探し」。
ネットなどで囲まれた海にサザエや魚などを放って、それを宝探し感覚で取り放題!基本子供が参加するものですが、中には大の大人がシュノーケルやフィンを付けて、まさに「大人げなく」とる人も(笑)。
実は海開きが行われないビーチの方が多い?
沖縄の海開きはどのビーチでも行われそうですが、実際は海開きが行われないビーチの方が多いんです。
全部のビーチで行ったら、監視員が何人いても足りませんよね。
海開きが行われるのは、近くにホテルがあったり、施設があったり、管理されているビーチ、ないし管理しやすいビーチのみ。
管理されていない穴場のビーチでは、待てど暮らせど「海開き」イベントは行われません(笑)。
おすすめの海開きはこの5つ!
沖縄各地で海開きイベントは開催されますが、おすすめの海開きはこの5つ!開催時期はその年によって差異しますので、事前に観光協会などに確認しましょう!
- 沖縄で最初に行われる石垣島などの「八重山の海びらき」
- 東洋一の絶景ビーチで開催される「宮古島の海びらき」
- 那覇市街のど真ん中で行われる「波の上ビーチ海開き」
- 本島で最も早い時期に行われる「あざまサンサンビーチ海開きフェスティバル」
- 水族館へ行く途中に参加できる「21世紀の森ビーチの海開き」
まとめ
沖縄の季節感は他の地域とは明らかに異なりますので、海開きの感覚も全く違って面白い!これらのことを知っていれば沖縄の海開きも納得!
- 夏シーズンは4月から10月
- 梅雨入りは5月
- 海開きは監視員の常駐開始時期
- 海開きはお祭り感覚で楽しむイベント
- 海開きが行われないビーチの方が多い
- おすすめの海開きイベント5選
3月や4月の沖縄旅行では、イベント満載の「海開き」に是非とも参加しみて下さい。
一足早い夏気分を思う存分満喫できます。
寒いとなんて思う事は無いはず。多分・・・(笑)。
ちなみに沖縄の海は1年中泳げますが、地元の人は夏シーズンしか泳ぎません(笑)。
冬はやっぱり寒いです。
でも観光客にとってみれば、冬の沖縄でも温暖なので、夏シーズン以外でも普通にみなさん泳いでいます。
風が吹き込まないビーチなら、夏以外でも泳げますよ。
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