青ヶ島への行き方や旅費は?フェリーの就航率が高い時期をご紹介!

東京から340kmほど南に浮かぶ青ヶ島。世界に類のない二重のカルデラを見てみたいという方もいると思います。
ですが、一番大変なのはそこへのアクセス。行ったら数日帰ってこられないとも言われています。
でも大丈夫!ゴールデンウィークならばその心配はほとんど無し。
更に大型連休なのに青ヶ島は混んでいないんです。
日数がしっかり取れるGWがおすすめなんです。
今回は就航率が高い時期と具体的なアクセス方法についてご紹介します!
アクセスの難所はあおがしま丸。フェリーは春と秋が一番就航率が良い
東京から青ヶ島に行く場合、避けては通れないのが八丈島。
必ず八丈島で乗り換えをして青ヶ島に行くことになります。
八丈島までは飛行機でも船でも就航率は高く基本的に気にする必要な無いでしょう。
しかし、八丈島から青ヶ島へとなると話は別。船と飛行機の両方があるのですが、
飛行機は重量制限があったり、発売開始1秒で売り切れてしまうこともあるプラチナチケット。
そうなると船で行くことをメインで考えることになりますが、船はもっとハードルが高いのです。
最悪の場合、8割も欠航してしまうことも。次のグラフは2015年のデータです。
季節によるものなので毎年同じような傾向でしょう。
更に難易度が高い理由は元々週に4,5便しかないこと。
これでは会社勤めの人はなかなかいけませんよね。
せっかく行ってみたいのに行く前から門前払いはきついです。
でもそんなあなたに朗報が!
実はゴールデンウィークの時期が船の就航率が一番高くなっているんです。
しかもそのときは船も本気を出してくれて毎日運行。
これは行くっきゃない!!
青ヶ島ならゴールデンウィークでも高騰しない!
もう一つゴールデンウィークに青ヶ島に行くと良い理由は安く行けるということ。特に関東在住ならばそのメリットをたくさん受けられます。
ゴールデンウィークというとどこに行くにも飛行機が高いですよね。海外も国内も軒並み高騰。更にホテル代もすごいことになっちゃっています。
久しぶりの休みにどこかに行こうかなと考えても「どこにいっても高いし、疲れるし、混んでいるし、結局家でのんびりするかー」となってしまいがちですよね。
でも青ヶ島ならゴールデンウィークでもお値段据え置き!八丈島に向かう船もネットで予約すればいつもの15%OFFという素晴らしさ。泊まるところを民宿やキャンプにすればもっと安上がり。
私が行ったときの旅費は船中1泊、キャンプ2泊、車中1泊の4泊5日で42,812円でした。船代、食事代等全部込みでこの値段です。コスパ最高!
そして青ヶ島はゴールデンウィークでもあまり人は来ないんです。大自然の中ゆったり出来るのは最高ですよね。ただ、東京から八丈島へ向かう船はスーパー混雑。ここだけは早めの予約が必須です。おすすめは下から二番目の特二等。寝台になっていてカーテンもコンセントも毛布もあって無料の貴重品ロッカーもあります。
安くて快適で静かで一番良い席です。2等でも良いですが、うるさかったり寝顔を見られたりちょっと微妙ですよね(笑)
実際の行き方は4通り。船で行くか、飛行機で行くか
東京から八丈島へ行き方は船か飛行機の2通り。八丈島から青ヶ島への行き方も船か飛行機かの2通り。全部で2×2=4通りあります。
その中でも私のおすすめはどちらも船で行く方法です。その方法を見ていきましょう。
両方とも船で行く場合
東京ー八丈島を船で行く
東京ー八丈島間は東海汽船の橘丸が1日1往復しています。船の出る竹芝桟橋は浜松町駅北口を出て左に曲がり、10分ほど歩いたところにあります
基本的なダイヤは次のようになってますが出港時刻は頻繁に変わるので公式ページで確認しましょう。行きも帰りも10時間ほど。行きは夜行なので寝てれば着きます(笑)
行き:東京22:30発 八丈島8:50着
帰り:八丈島発9:40発 東京19:50着
竹芝桟橋には1時間前につくことをおすすめします。
運賃は二等が8040円、おすすめの特二等が12070円。インターネット予約なら15〜20%OFFになります(20%は休前日、休日以外)。少し面倒なのがインターネットで予約しても電話で予約しても行列に並んで乗船券をもらわないと行けないところ。
竹芝桟橋はかなり混雑するので早めに到着しておくと良いでしょう。
この船は御蔵島を過ぎたあたりから結構揺れるので船酔いする方はニスキャップを持っていくといいですよ。私は船が好きなのですが、酔ってしまうので、持っていくようにしています。
八丈島ー青ヶ島を船で行く
八丈島―青ヶ島は伊豆諸島開発のあおがしま丸が週3,4日運行しています。運行日なら同じ港でそのまま乗り継ぐことが出来るので安心です。乗船券は八丈島の底土港で売っています。
出港日が月、火、金、土、第2第4水曜日
行き:八丈島9:30発 青ヶ島12:30着
帰り:青ヶ島12:50発 八丈島15:50着
運賃は約2600円。
そのまま乗り継ぐ場合は基本は日曜日、月曜日、木曜日、金曜日の夜に竹芝桟橋を出発することになります。夏やGWは臨時便が出ることがあるので要チェック!
このダイヤを見ると土日だけで青ヶ島に行くことは出来ないことが分かります。
さらに、帰りも船の場合はダイヤの関係上八丈島に一泊しなければなりません。
なので例えば次のような日程になります。
木曜日 東京発
金曜日 青ヶ島泊
土曜日 八丈島泊
日曜日 東京着
ただ、これだと土曜日の船が欠航した場合は火曜日まで帰って来られなくなる恐ろしい日程なのです。ゴールデンウィークならほぼ毎日運行していますし、予備日を作りやすいので最適というわけです。
船代は往復で2万円くらい。とってもリーズナブルです。
両方とも飛行機で行く場合
東京ー八丈島を飛行機で行く
スピード重視、船酔いしたくない人におすすめな行き方です。
羽田―八丈島をANAが毎日3往復結んでいます。所要時間は約1時間。ダイヤは次のとおりです。
羽田発が7:30、12:15、15:50
八丈島発が9:00、14:00、17:10
旅割55で1万円ほど、直前なら1.4万円ほどになります。飛行機の値段は変動しますので必ず公式ページで確認しましょう。
ANA
八丈島ー青ヶ島を飛行機で行く
八丈島―青ヶ島は東京愛らんどシャトルのヘリコプターに乗って行きます。1日1往復、9名定員となっています。所要時間は20分でダイヤは次のとおりです。
八丈島9:20発
青ヶ島9:45発
待合室には出発の30分以上前につきましょう。
片道11530円とあおがしま丸に比べると高いですが就航率は安定しています。ゴールデンウィークの場合はガスが発生しやすく就航率が下がるので要注意。
更に注意が必要なのが手荷物制限。5kgとなかなかハードルが高いです。
地元のよく乗っている人に聞くと飛行機は発売直後に売り切れてしまうことが多いようです。発売開始は1ヶ月前の朝9時から販売開始から。9時になった瞬間に電話をしましょう(笑)
空席状況をインターネットで確認することも出来ます。
飛行機往復だと5万円くらいいきますね。ちょっと私には出せない…(笑)
東京愛らんどシャトル
飛行機と船の乗り継ぎで行く方法
うまく使えば時間を節約できて良いのですが少し難しい方法です。
東京ー八丈島を船で行ってそこから飛行機に乗る方法
ダイヤだけを見れば行けそうな気がしますが、当日の乗り継ぎが出来ないことになっています。
帰りに青ヶ島から船に乗って、ANAで帰る方法
これはあおがしま丸が遅れなければ大丈夫です。あらかじめタクシーを手配しておいて八丈島の港から空港まで乗れば間に合います。ですが相当リスキーです。
青ヶ島に行ったときに2をやっている人がいましたが、無事に飛行機に乗れそうでした。
キャンプをする人は八丈島―青ヶ島のヘリコプターには荷物が多すぎて乗れないので注意しましょう。
まとめ
一般人の国内到達難易度が一番とも二番とも言われるほどの青ヶ島。その具体的なアクセス方法についてまとめてみました。
- 船ならば橘丸で八丈島へ、あおがしま丸で青ヶ島へ上陸!
- 飛行機ならばANAと東京愛らんどシャトルでGO
- 春と秋は一番船が欠航しない
- ゴールデンウィークでも安く行けるし空いている(でも予約は早めにしておきましょう)
ゴールデンウィーク以外だと台風が来なければ秋あたりが良さそうですね。今度はシルバーウィークですか(笑)
現地では二重カルデラを見渡せる大凸部やホクホクの芋や玉子を作れる地熱釜、サウナが苦手でも意外と気持ちが良い地熱サウナなど、何もないながらに面白さがあります。
サウナは優しい暖かさ我慢することなくゆっくりと入っていられます。脱衣所もホカホカして気持ちよくて雑誌を読みながらのんびりしていました。
天然のサウナ最高です!これのせいで連泊を決めちゃったんですよ。
というわけで、国内到達難易度最高レベルの青ヶ島へ行ってみたい方はゴールデンウィークを狙って行きましょう!
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